現代の名工 × 野田 淳一
現代の名工×野田淳一
野田淳一の作品やプロフィールをご紹介します。
株式会社 野田麗花園 NODAREIKAEN FLORIST Co.,Ltd
代表取締役副社長
野田 淳一
JUNICHI NODA
主な経歴・受賞歴
1991年(34歳)
技能グランプリ 内閣総理大臣賞
1999年(42歳)
九花連 内閣総理大臣賞
2007年(50歳)
50歳の若さで厚生労働大臣賞表彰「現代の名工」受賞
2009年(52歳)
皇居にて、「黄綬褒章」受賞
作品のご紹介
名古屋国際会議場にて
松葉を集めて四角にしたり、丸くしたり。
日本古来の松を自在に操り、独創的な造形美をつくる。またグリーンの流れを空間に主役として取り入れました。凛とした空気の中に優美さ、華やかさが伝わってくる。新しい造形を求め、以来自分の表現の分身ともいえる松葉は、常に”野田の作品”のベースになり「和モダン」な作品を発表しています。
花1本で空間を生かす演出、自然の一部を切り取った情景を取り入れており、
年を重ね、華美なものから日本の四季の美しさに心を奪われます。
日本を代表するフラワーデザイナーは大分の地に新しい歴史を刻み、
洋はピアノ、和は琴や尺八とのセッションまたヘアーアーチストなど他のアーティストとのコラボなど新しい世界を創りあげています。
プロフィール
大分県立上野丘高校卒業
在学中はサッカー部に所属し国体出場
愛読書. MEN’S. CLUB
その後、経理学校卒業
日本フラワーデザインスクール卒業
2020年、花いけバトルに出場し躍動感あふれる作品を完成。
中央職業能力開発協会中央技能検定委員を務める。
24歳より全国の大会に挑戦、さらに国内外で作品発表。
作品は常に自然を感じるものが多く根、葉、花を唯一な方法でデザインする。
特に土、松葉に心惹かれ視覚的、香りに癒しを感じる。
その大会で養った技術やカラーリストとして感性豊かなデザインを作る。
また草花や季節の花で提案し、常にお客様が喜んでいただける商品をデザインする。
現代の名工とは
「現代の名工」とは、日本の厚生労働省によって表彰される卓越した技能者のことを指します。
この制度は、技能尊重の気風を社会に浸透させ、技能者の地位と技能水準の向上を図ること、そして青少年が技能労働者として誇りと希望を持って職業に精進する気運を高めることを目的としています。
被表彰者は、以下の条件をすべて満たす者です。
- きわめてすぐれた技能を有する者
- 現に表彰に係る技能を要する職業に従事している者
- 技能を通じて労働者の福祉の増進及び産業の発展に寄与した者
- 他の技能者の模範と認められる者
毎年約150名が厚生労働大臣から表彰され、表彰状、卓越技能章(盾及び徽章)、褒賞金が授与されます。
この制度は、昭和42年度に第1回の表彰が行われて以来、技能の世界で活躍する職人や技能を志す若者に目標を示し、優秀な技能者の確保・育成を進め、優れた技能を次世代に承継していくことを目的としています。
現代の名工に選ばれることは、その分野での最高の栄誉とされています。
黄綬褒章とは
黄綬褒章は、日本の褒章の一つで、農業、商業、工業などの業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する方を対象として授与されます。
この章は、明治14年に制定された「褒章条例」により始まり、以降、大正7年に紺綬褒章、昭和30年に黄綬褒章、紫綬褒章が制定され、現在に至っています。
黄綬褒章のデザインは、「褒章」の二字を桜の花で飾った円形のメダルで、綬の色により区分されます。
受章者は、農業、商業、工業分野での優れた業績や技術に貢献した方々です。
この章を受章されることは、その分野での模範となる功績を認められたことを意味します。