花屋で買ったお気に入りのかわいい花たち。
少しでも長く花を楽しめたらいいですよね。

でも、悲しいことに花の命は短いもの。
「切り花を少しでも長持ちさせる方法ってないの？」
そんな疑問を持っている人はたくさんいます。

そこで今日は切り花を長持ちさせるための3つのポイントをわかりやすく解説します。

花が水を吸い上げやすいようにする

切り花を長持ちさせるために大切なのは、切り花が水を吸い上げやすいようにしてあげることです。
そのために役立つことを3つ解説します。

ラッピングを取って早く水に生ける

花を買ったらラッピングをできるだけ早く取って水に生けるようにしましょう。
ラッピングをそのままにしておくと、花がムレてしまうからです。

花にとってラッピングされたままに放置されるのは、人間でいうとサウナにずっと入れられているようなもの。
できるだけ早く開放して、冷たい水に生けてあげるようにしましょう。

水切りをする

花が水を吸い上げやすくするために水切りは有効です。
水切りとは花の茎部分を水の中で切ることです。

水切りが有効な理由

💡花が弱ってきたらそのつど水切りしてあげるとさらに効果的です。

茎についている葉を減らす

切り花の茎についている葉を減らすことで、花は水を吸い上げやすくなります。
葉が多いと、花はそれだけたくさん水を吸い上げる必要があるからです。
葉を減らしてあげるなら少しの水を吸い上げるだけで足りるため、それだけ花が長持ちするようになります。
💡葉を減らすときは、水に浸かる部分の葉をすべて取りのぞいてあげましょう。
そうすれば葉が水の中でフヤけてしまって、細菌が繁殖してしまうのをおさえることができます。

水を清潔に保つ

花を長持ちさせるためには、花を生けている水をできるだけ清潔に保つ必要があります。
水がにごってしまうと茎の先端に菌が繁殖してしまい、切り口が詰まって水を吸い上げられなくなるからです。
ここでは水を清潔に保つために役立つ点を3つ紹介します。

水を頻繁にかえる

水を清潔に保つために効果的なのは、水を頻繁にかえることです。
できれば毎日1回、少なくとも2、3日に1回かえるようにしてください。
💡水はミネラルウォーターではなく水道水をおすすめします。
塩素が含まれているため、菌の繁殖がおさえられます。

花瓶を清潔にする

花瓶をいつも清潔にしておくことは水を清潔に保つのに役立ちます。
花瓶がよごれていると、水をかえてもすぐに雑菌が繁殖してしまいます。
花瓶は新しい花を生けるたびに洗剤で洗うようにするとよいでしょう。

茎を清潔にする

茎を清潔にしておくことは、花を生ける水を清潔に保つうえで有効です。
茎部分は何日か水につけておくとヌメってしまい、雑菌が増える原因になってしまいます。

茎部分をきれいにする効果

水をかえるついでにときどき茎のヌメリけを取ってあげるとよいでしょう。

花を長持ちさせるのに役立つアイテムを使う

切り花を長持ちさせるために役立つアイテムはいろいろあります。
ここでは主なアイテムである栄養剤と、栄養剤がない場合の代替方法について解説していきます。

栄養剤を使う

切り花を長持ちさせるために栄養剤を使うことはとても効果的です。
栄養剤は延命剤とも言われ、ホームセンターなどで手に入れることができます。

栄養剤は特に2つの面で効果が期待できます。

栄養剤を水に混ぜてあげるなら、切り花を長く楽しむことができるでしょう。
💡栄養剤は水揚げを良くするための水揚げ促進剤、霧吹きでかける乾燥防止液と組み合わせて使うと一層効果的です。

栄養剤がない場合は代替品をつかう

栄養剤がない場合、以下のような家庭にあるもので代用することができます。

まとめ

私たちの生活を豊かにしてくれるかわいい花たち。
たしかに花の命は短いですが、できるだけ長く花を咲かせたままにする方法はいろいろあります。
本記事にあるアドバイスを実践すればきっと思ったより長く花を楽しむことができますよ。
それでは記事のまとめです。

切り花を長持ちさせるためには…